お知らせ

令和7年度 藤代高校学校長あいさつ

茨城県立藤代高等学校のホームページにアクセスしていただきありがとうございます。

 

 

 本校は普通科の進学校として、大学進学において国公立大学や有名私立大学への高い進学率を維持するとともに、部活動においても野球部の甲子園出場、水泳部・弓道部・写真部の全国大会出場を果たすなど、文武両面においてめざましい実績をあげております。

 生徒たちは、教職員や地域の皆さまの温かいご指導と信頼関係のもとで、日々、学習や学校行事、部活動に積極的に取り組み、明るく、伸びやかな高校生活を送りながら、「知」「徳」「体」をバランスよく身につけようと励んでいます。

 高校時代の学びによって、高い知性と、しなやかで強靱な精神を備えた「人間力」あふれる人財をめざすことができる学校、それが藤代高等学校です。

 R7藤代高校

1 本校の歴史

 本校は昭和48年(1973年)、県南地域の急速な発展と人口の増加にともない、旧藤代町(現取手市)を中心とした地域住民の強い要望と大きな期待のもとに、藤代町毛有(けあり)の地に開校しました。

開校から50年を経た現在、国公立大学や有名私立大学に多数進学する県南の進学校として認知され、県内16市町はもとより、隣接する千葉県の6市からも生徒が通学する学校へと発展を遂げてきました。卒業生は本年3月までに1万2千名を超え、たくさんの方々が、県南地域はもちろん県内外で地域や行政の中核を担う人財として活躍されております。

 

2 教育方針
校是     「高い知性、たくましい気力、礼節を重んずる人間」

校訓     「みずからの力を信じ 

            社会の中の人間として 

                たゆまず真理を求めよう」

 

 本校は、学業と部活動の両立とともに、「生きる力」の育成をめざして、PTAをはじめ、同窓会、後援会、さらには地域の方々のご支援・ご協力のもと、生徒の指導にあたってまいりました。

 その結果、大学進学実績が飛躍的に伸びるとともに、部活動においても大きな実績を挙げ、地域から評価していただいているところです。

 

3 本校の「国際教育」について
 本校は国際教育の柱として、県内でも他校に先駆けて生徒の海外派遣を始めました。昭和59年3月に、第1回海外派遣として、アメリカ合衆国ニュージャージー州サミット高校に生徒16名が訪れ、現地の生徒と交流したのをスタートとして、その後カリフォルニア州ジュリアン高、モンテ・ビスタ高、サンディエゴ市の高校を経て、平成8年度第14回からはオーストラリア・ダーウィン市にあるダーウィン高校へ生徒の派遣を行ってまいりました。ダーウィン高校に10年間お世話になった後、平成22年度からはオーストラリア・ブリスベンのクーラム高校への派遣を開始しました。平成24年には、それまでの7月から3月に実施時期を変更し、現在に至ります。これまでに派遣された生徒の総数は、615名にのぼります。

 海外派遣とともに、令和4年からは、複雑さを増すグローバル社会で生きていくために必要となる力を身につけるための経験として、世界状況に左右されずに実施することが可能なエンパワーメントプログラムを、1学年全生徒を対象に企画しております。これまで実施してきたインターナショナルディ(国際交流行事)と合わせて、国際教育の機会をさらに充実させ、生徒たちのキャリア発達を支援しています。

 

令和7年4月

 根本 雄一